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タイバーツ満員御礼両替コラム

円バーツレートに影響するか?日銀がマイナス金利政策導入を決定!

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日銀マイナス金利発表

日銀は、29日開いた金融政策決定会合で、市場の予想に反し、マイナス金利政策の導入を決定しました。昨年の年末年初から、原油価格の下落や中国経済への不安で世界経済の先行き懸念が強まり、世界の金融市場が乱高下していた。
日銀は、これにともない、国内の景気や物価に悪影響が及ぶリスクが高まったと判断したようだ。マイナス金利というのは、具体的には、銀行が日銀に預けるお金(当座預金)の一部に2月からマイナス0.1%の金利を適用することで、消費者の普通預金がマイナス金利になるわけではない。日銀は2013年4月に「量的・質的金融緩和」を導入し、14年10月に追加の金融緩和に踏み切っているが、今回は、約1年3か月ぶりに新たな緩和策に踏み出したことになる。

これを受けて、ドル円は急騰し午前中は118円後半で取引されていたが、日銀の発表後、急騰、急落を繰り返し、120.50前後で取引されている(16:00)。一方、円バーツもドル円とほぼ逆の動きをしており、昨日、円バーツは3016バーツで取引を終えたが、本日は2965バーツまで円が急落している。

円バーツの為替グラフ1月29日

これで、FRB、ECB、日銀、すべての中期的な金融政策の方向性が示されました。

ECB(欧州中央銀行) 欧州中央銀行(ECB)は3月にも追加緩和に踏み切る考えを示唆
FRB(米国中央銀行) 現状維持、3月のFOMC追加利上げ可能性残す
日銀 マイナス金利政策の導入決定、金融緩和強化

今後の円バーツレートは、以下の要因に影響されながら不安定な相場が当分続きそうです。

1.FRBの利上げの有無と時期
2.世界経済の動向

FRBが利上げを実行すれば、短期的にはドル円は更にドル高方向に動き、円バーツレートは更に下落するでしょう。また、株価の暴落生じたり、世界経済懸念が深まれば、リスク回避の円買いが生じ、円バーツレートは急騰すると思われます。

主要銀行の金融政策の方向性が出そろいましたので、これを受けて来週、為替市場や株式市場の方向性が見えてくるはずです。ちなみに、今のところ、アジアの市場は日銀のマイナス金利政策にそれ程反応を示していません。ヨーロッパ、米国の株式市場、為替市場の反応は?そして、来週の市場の反応で、ある程度今後の円バーツ相場の方向性が見えてきそうです。

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