バーツ レート|タイバーツ満員御礼両替所

タイバーツ満員御礼両替コラム

2016年 1月 の投稿一覧

日銀のマイナス金利政策受けドル円急騰  どうなる円バーツ相場?

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日銀のマイナス金利政策を受け、29日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に4日続落し、前日比2円20銭円安・ドル高の1ドル=121円00~10銭で取引を終えました。これを受けて、円バーツも前日比で急落し、前日比-2.28%の2947バーツ(=10,000円)で取引を終えました。グラフをごらん頂けば人目でわかるように、今のところ円バーツとドル円は綺麗に逆相関しています。

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http://thaibaht.ryogae.com/THBJPY.php

円バーツレートは、3100突破を伝えた1月21日から、たった1週間で急落し2947まで約5%急落したことになります。今後は、暫く円安方向に振れやすい状況と推測できますが、アジアを中心に世界的な通過競争が起こる可能性が市場で語られ始めましたので、中国元(フアン)の動向に注目です。元(フアン)を切り下げれば、他のアジア通貨も自国通貨を下げてくるはずです。もし、通貨競争が生じた場合、先程ご紹介したグラフは、きれいな逆相関が崩れるでしょう。

円バーツレートは、しばらくは、予測が難しい状況になりそうです。

円バーツレートに影響するか?日銀がマイナス金利政策導入を決定!

日銀マイナス金利発表

日銀は、29日開いた金融政策決定会合で、市場の予想に反し、マイナス金利政策の導入を決定しました。昨年の年末年初から、原油価格の下落や中国経済への不安で世界経済の先行き懸念が強まり、世界の金融市場が乱高下していた。
日銀は、これにともない、国内の景気や物価に悪影響が及ぶリスクが高まったと判断したようだ。マイナス金利というのは、具体的には、銀行が日銀に預けるお金(当座預金)の一部に2月からマイナス0.1%の金利を適用することで、消費者の普通預金がマイナス金利になるわけではない。日銀は2013年4月に「量的・質的金融緩和」を導入し、14年10月に追加の金融緩和に踏み切っているが、今回は、約1年3か月ぶりに新たな緩和策に踏み出したことになる。

これを受けて、ドル円は急騰し午前中は118円後半で取引されていたが、日銀の発表後、急騰、急落を繰り返し、120.50前後で取引されている(16:00)。一方、円バーツもドル円とほぼ逆の動きをしており、昨日、円バーツは3016バーツで取引を終えたが、本日は2965バーツまで円が急落している。

円バーツの為替グラフ1月29日

これで、FRB、ECB、日銀、すべての中期的な金融政策の方向性が示されました。

ECB(欧州中央銀行) 欧州中央銀行(ECB)は3月にも追加緩和に踏み切る考えを示唆
FRB(米国中央銀行) 現状維持、3月のFOMC追加利上げ可能性残す
日銀 マイナス金利政策の導入決定、金融緩和強化

今後の円バーツレートは、以下の要因に影響されながら不安定な相場が当分続きそうです。

1.FRBの利上げの有無と時期
2.世界経済の動向

FRBが利上げを実行すれば、短期的にはドル円は更にドル高方向に動き、円バーツレートは更に下落するでしょう。また、株価の暴落生じたり、世界経済懸念が深まれば、リスク回避の円買いが生じ、円バーツレートは急騰すると思われます。

主要銀行の金融政策の方向性が出そろいましたので、これを受けて来週、為替市場や株式市場の方向性が見えてくるはずです。ちなみに、今のところ、アジアの市場は日銀のマイナス金利政策にそれ程反応を示していません。ヨーロッパ、米国の株式市場、為替市場の反応は?そして、来週の市場の反応で、ある程度今後の円バーツ相場の方向性が見えてきそうです。

日銀、欧州中銀、FRBの政策スタンスと円バーツレート

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本日の円バーツレートは3020バーツ(対10,000円)付近で取引されおり、円バーツレートは、1月10日を頂点に徐々に下落しています。
満員御礼の円バーツ為替チャート(http://thaibaht.ryogae.com/THBJPY.php)を見ると、短期的には、ドル円レートと負の相関があることがわかります。

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http://thaibaht.ryogae.com/THBJPY.php

現在、各中央銀行の政策スタンスは以下に示した通りであり、いずれも緩和方向なら円安に傾き安いと考えていいでしょう。

ECB(欧州中央銀行) 欧州中央銀行(ECB)は3月にも追加緩和に踏み切る考えを示唆
FRB(米国中央銀行) 現状維持、3月のFOMC追加利上げ可能性残す
日銀 29日に今後の金融政策発表

市場では、ECBの3月の金融緩和はほぼ確実で、FRBの声明はほぼ予想通り、残る日銀に異次元緩和の期待がでています。
21日、欧州中央銀行が金融政策スタンスを見直す考えを示した結果、円は急激に対ドルに対して安くなり、現在も円安方向に向かっている。
29日、日銀が金融緩和を決定すれば再び円や再び円安方向に推移すると推測され、それにともない円バーツレートは2900前後に下落するものと推測されます。
ただ、今後の経済指標や世界的な株式市場の状況次第では、FRBも3月以降の利上げを見送るものと予想され、それにともない今度は円高、バーツ安の局面に再突入するでしょう。

2016年は、中国の景気減速不安、石油安に加え、FRB、ECB、日銀の政策バランスで円バーツレートが上下する不安定な相場になりそうです。

2016年2月の両替最高レート投票開始、3200と突破するか!

3200突破なるか

さて、2012年から続いた円安もそろそろ転換点に差し掛かっているようです。一時は2800前後まで下落して円バーツレートも、先月は一時的に3100に急上昇しました。2016年2月の円バーツレートは皆さん、どう動くと予測されますか?ちなみに、円バーツレートに影響を与えそうな大きなイベントが月末にかけて目白押しなので、下記をご参考下さい。円バーツ両替最高レート予測にも是非ご参加下さい!コメントもお願いします!


3200突破なるか

円バーツ/ドル円為替チャートを開発 ドルとバーツの為替がいっぺんに見れる!

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円バーツの両替最高レートが、遂に3100を突破したことは昨日お伝えしました。

円バーツレートがとうとう3100に!約1年半ぶり!

今後の円バーツの為替レートを予測し、よりよい良いタイミングで航空券を購入し、ホテルをブッキングし、そして両替するために、満員御礼では新しいツールを開発しました。
バーツ円 ドル円 2軸為替チャート
http://thaibaht.ryogae.com/THBJPY.php

満員御礼は、円バーツの為替レートを定期的に分析、予測を公表していますが、タイや日本の政変や自然災害などの特殊事情を抜きにして考察すると、基本的には、ドル円の為替相場が円バーツレートに大きな影響を与えていることを把握しています。

満員御礼では、分析する際に、ドル円レートを短期、中期、長期で円バーツレートとその都度グラフを作り、比較して、今後の展開を予測していました。

今回は、2009年から円バーツレートとドル円レートを2軸で比較することができるチャートを開発しました。このグラフにより、現在の円バーツレートがドル円相場によるものなのか?、それとも他の原因なのかを瞬時に推測できるようになりました。
私が知る範囲では、円バーツとドル円を2軸で比較できるチャートは満員御礼の他には存在しません。
皆さまも、今後の円バーツレートを予測する上でご活用頂ければ幸いです。

尚、何か追加したい機能などございましたら、ご一報頂ければ、出来る限る対応したいと思っておりますので、ご要望をお送りください。


円バーツレートがとうとう3100に!約1年半ぶり!

バーツ両替レートグラフ

円バーツの最高両替レートがとうとう2016年1月20日(水)に、一時3100を超え、一時3105まであがりました。
最高バーツレートが3100を超えたのは、今年になって初めてです!

昨年のFRBの利上げ前後から中国経済の先行き不安と石油安、それに世界の政情不安が相り、世界的に株安が進み、安全資産である円が買われ、タイを含む新興国通貨が売られる傾向にあります。特に今年に入ってから世界で株式市場は大幅に急落しており、最高円バーツレートもこれに伴い今年に入ってから急騰、1月3日~9日に急騰、そこからジリジリ値を上げ、20日(水)に3105を付けました。

タイバーツ満員御礼両替所
バーツ両替レートグラフ

今後の円バーツレートは、株式市場が落ち着きを取り戻すかどうかによりそうですが、市場が落ち着きを取り戻せが3000~3100、市場が混乱するようであれば3100から大きく値を上げてくる可能性もあります。今後の円バーツレートの動きも、本日のヨーロッパ中央銀行会合や今後の日銀、FRBの動きに大きく左右されるでしょう。

本日以降の主な市場スケジュール
今後の経済イベント


タイバーツ レートがとうとう3100台が現実に!

対円でのタイバーツレートがとうとう3100バーツ(=10,000円)まで下落しました。
2015年12月7日に「12月のFRB利上げの可能性高、今後の円バーツレートは?」(https://thaibaht.ryogae.com/column/decfrb-bahtyen/)を投稿し、2016年に3100まで下落する可能性が出てきたと予測しましたが、なんと1月中にそれが実現してしまいました。

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15日の日経は、-93.84円安の17,147.11円、NYダウ株式相場は、更に急反落し、ダウ工業株30種平均は前日比390ドル97セント安の1万5988ドルで終え、あっさりと心理的節目の16,000を下回りました。2015年8月25日以来およそ4カ月半ぶりの安値となりました。米国の株価急落は中国の景気後退不安、オイル安、世界各地の政情不安など様々な原因が言われていますが、急落の起点はFRBの利上決定の直後であり、米国景気が加熱しているわけでもないのに、見切り発車的なFRBの利上げの代償が主要因ではないかと私は思います。

こうなると、リスク回避による円買が加速し、新興国通貨は売られます。年明けから悪にニュースのパレードで市場の不安定は、まだしばらく続きそうです。満員御礼両替所では、リスク回避による円買いによる対ドルに対する円高と、リスク回避による新興国通貨であるバーツ売りのバーツ安が同時に起こる結果、2月のバーツレートは3000~3200バーツ(10,000円)位の比較的幅広いレンジで上下すると予測しています。

【中国ショック】対円バーツレートは3100突破に現実味

年明けから中国発金融市場の大混乱が続いています。
対USドルの中国人民元の下落に伴い今年に入って生じている金融市場の激しい変動で、シンガポールからオーストラリアに至る多くのアジアの中央銀行が金融緩和に追い込まれるとの観測がでてきています。
今年に入り既に、ベトナム国家銀行が毎営業日に実施する通貨ドンの対ドルレート設定を市場実勢に近づける変更をしています。

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多くのASEAN諸国において、人民元の大幅な下落は中央銀行の為替レート決定に大きな影響を与え、人民元下落をにらみ、自国の対ドルレートを実勢レートに近づけてくる事が容易に予想されます。今後、タイ中央銀行も同様のオペレーションを実施してくると予測されます。

現在、円は、対ドルで円高方向に動いています。また、バーツは、対ドルに対して実勢レートに寄せるオペレーションを実施するとバース安は進むことが予想されます。こうなると、円はダブルで対バーツに対して高く動くため3100バーツ=1万円が現実味を帯びてきました。

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ただ、現在の対ドルに対する円高は、中国株の先安観を背景のリスクオフ的な側面た大きく、円高の進行スピードに対する警戒感から円の上値は限定的だというのが市場の見方で、その後はまた120円代前後に戻ると予測されています。

この先、1~2か月でタイで両替をするなら、今がチャンスかもしれません!

2016年1月の最高バーツレートの予測投票と予測結果は、以下からできます。皆さん、奮ってご参加下さい!

http://thaibaht.ryogae.com/poll/rate/r/530?add&redirect

バーツレート急落 最高両替レートが3045に!

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タイリピーターにとっては、嬉しいお知らせです。タイバーツが急落しています。
本日の最高両替レートは3045バーツ=1万円まで上がっており、今年に入ってから最高レート
を更新しました。

先日、ご報告したようにFRB利上げ決定後、大きな流れとしてバーツは、対ドル、対円に対し
下落傾向にあります。

しかし、これにサウジアラビア対イランの外交問題、中国株の急落に加え、北朝鮮が6日午後、
「6日午前10時(日本時間10時30分)、朝鮮で初の水素爆弾実験を成功させた」と発表した
ことにより、安全通貨として円が買われ、本日、対円に対するバーツ相場は3050~3055バーツ
で取引されています。

満員御礼の両替投票では、1月の最高レートが3100になっており、皆さんの予測が現実味を
帯びてきました。皆さんも、1月のバーツ最高レート予測に、是非、ご参加ください。

2016年1月の最高レートは?
http://thaibaht.ryogae.com/poll/rate/r/530?add&redirect

2015年12月のFRB利上げ決定後のタイバーツ為替レート

バーツと円の為替グラフ

タイバーツが売られている。以前の記事「FRBの利上げ開始時期と対円バーツレート」で予測した通り、FRBが利上げを決定した12月16日以降下のチャートを見てもわかる通り、米ドルに対して、タイバーツは急激に弱くなり、1ドル=36.1-36.2バーツで推移している。

バーツと円の為替グラフ

2015年の10月2日に付けた終値36.42の2015年中最安値にじりじりと近づいている。ほかのアジア通貨同様、米国FRBの利上げから売られやすくなっている。

2014年5月に生じた軍事クーデターから1年以上が過ぎても国内景気が浮揚せず、これが通貨安を後押ししている。

タイは、インラック政権時に自動車購入に対する莫大な補助金を出し、庶民の多くが車を購入した。
バンコク以外では、車は家よりも高く、中小都市なら中型車セダンで家(タウンハウス)が2~3軒買えてしまうくらいの高級品なのだ。

このローンが高水準の家計債務となり、家計の重荷となって消費は思うように盛り上がらない。また、軍政のインフラ計画も遅れており、経済回復はなかなか進んでいません。私は、軍政の方が、安定しており、政情混乱から脱して経済は回復せずとも、安定すると思っていましたが、経済運営の結果がでるにはまだ時間がかかりそうです。

こういった状況を市場も察し、2014年の軍事クーデター後に1ドル=31バーツ台まで買われたバーツは、2015年半ばから下げ足を早め、FRB利上げ決定でもう一段バーツが弱まる傾向にあります。

また、ここに来て対ドルで円が急上昇している。4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は年始の休場を挟んで続伸し、前年末比85銭円高・ドル安の1ドル=119円40~50銭で取引を終えました。一時、1ドル=119円00銭まで円高・ドル安が進んだ。米国経済の減速懸念、中国経済の不安、サウジ・イランの政情不安などを背景に米国を始め、世界的に株式市場が大幅に下落し、運用リスクを回避するための円買い・ドル売りが優勢となりました。

このため、円は対バーツで更に強まり、1月5日の日中取引では、1万円=3025バーツを挟んだ取引になっています。

満員御礼では、今後もしばらくは、バーツは対ドルに弱含み、対ドルで円は強含むと予測しています。満員御礼では、1~2か月は1万円=3000~3100位のレンジで推移するものと考えており、その後のタイバーツレートは、FRBの次の利上げタイミングと利幅に大きく左右されると考えています。

尚、タイリピーターの皆さんは、1月は3100バーツまでバーツ安が進行するとお考えになっているみたいですね。「2016年1月の最高レート」をご参考ください。皆さんも投票してくださいね!