バーツ レート|タイバーツ満員御礼両替所

タイバーツ満員御礼両替コラム

2015年 11月 17日の投稿一覧

FRBの利上げ開始時期と対円バーツレート

FRBの利上げ開始と対円バーツレートグラフ

今回のテーマはFRB米国中央銀行の利上げ時期と対円に対するバーツレートの関係です。
本来であれば、FRBの利上げなので、対ドルでのバーツレートを考察すべきなのでしょうが、為替を三つ巴で考えるのは非常に複雑ですので、バーツは円に対して、ドルと連動して動くものとし、FRBの利上げの影響が対円のバーツレートにどのような影響を過去に与えて来たのかを考察してみましょう。

○過去20年間の米国の「利上げ開始」時期

1.1994年2月4日
2.1997年3月25日
3.1999年6月30日
4.2004年6月30日

過去20年にFRBの利上げは4回あった。次回の利上げは、2015年12月というのが現時点での一般的見方です。前回の利上げ開始からは既に10年以上が経過しています。

米国利上げ時期グラフ

さて、次の上のグラフは、対円のバーツレートとFRBの利上げ開始点との関係です。
以下の対円でのバーツレートの推移をまとめますと:

1.1994年 2月4日 → 急速にバーツ安
2.1997年3月25日 → 急速にバーツ安
3.1999年6月30日 → 急速にバーツ安
4.2004年6月30日 → 急速にバーツ高

となり、FRBの利上げ開始の4回中3回は、その後バーツ安(円高)になっています。
2004年の利上げ移行のバーツ高は、バーツ高というよりは日本の金融緩和が円キャリートレードに拍車を掛け、行き過ぎた円売りが対バーツに対する円安を加速させてしまったと言った方が良いだろう。

○FRBの利上げ開始と対円バーツレート

FRBの利上げ開始と対円バーツレートグラフ

FRBが利上げを開始すると、新興市場に投資していたドルが米国に還流し、新興市場通貨は売られ通貨安になると言われています。
現在タイは正常が不安定であり、景気も状態も以前程の勢いはありません。
アジア通貨危機を経験したタイは、外貨準備も現在は十分あり、以前のように急速なバーツ安は考えにくいというのがFRB利上げ後には、対円でタイバーツは、バーツ安になるのではないかと予測します。

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対バーツ 円高反転は2016年1月か?!

対円バーツ為替グラフ20年

今回は対円におけるバーツの為替レートの円高周期について考えてみたいと思います。

結論から申し上げますと、対円バーツレートは周期的に円高のピークがあり、現在は円安の状態にありますが、円安局面は終わりに近づき、過去の為替の傾向を分析すると、近いうちに急激な円高ピークを迎えるのではないかと思います。それでは、過去の対円におけるバーツレートの推移について見ていきましょう。

1997年からの円の対バーツレートの月間平均値を表したのが下記の折れ線グラフです。
グラフの見方であるが、グラフの上に行くほど円高/バーツ安、下に行くほど円安/バーツ高ということになります。1997年から18年間の対バーツに対する円高周期を見ると、循環的に円高と円安を繰り返し25~40バーツ(対100円)のレンジで推移していることがわかります。

対円バーツ為替グラフ20年

1997年からの円高のピーク

1998年1月  40.08バーツ
 →34カ月
2000年11月 40.14バーツ
 →48カ月
2004年11月 38.45バーツ
 →50カ月
2009年1月  38.09バーツ
 →36カ月
2012年1月  40.74バーツ

となり、そのポイントを以下にまとめます。

  • 1.1997年から円高のピークは5回で、ピーク間は最短で34カ月
  • 2.ピーク間の期間は最長で50カ月、平均期間は42カ月
  • 3.円高ピークは1月と11月に集中している
  • 2015年11月17日、現時点で最近の円高ピークは2012年1月ですので、円安傾向になってから
    47カ月経過
    しています。過去の円高ピーク後の最長円安期間が50カ月ですので、そろそろ円高
    ピークに転換する時期に近づいているのではないかと推測しています。満員御礼では、FRBが12月
    に予定してある利上後、2016年1月に円高に反転するのではないかと推測しています。

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