バーツ レート|タイバーツ満員御礼両替所

タイバーツ満員御礼両替コラム

2015年 11月 の投稿一覧

タイのスワンナプーム国際空港でのお得なレートでの両替方法

スワンナプーム空港画像
(画像引用:suvarnabhumiairport.com

タイへ旅行へ行ったときに手持ちのバーツがなければ、最初はどこで両替するのがいいのでしょうか?
日本で両替してタイへ持っていくのは、両替レートが悪すぎるため避けた方がいいでしょう。

それではどこで両替すればいいかというと、スワンナプーム空港です。

以前は、空港の両替所は、協定を結んでいて、どの両替所(銀行が多い)でも同じレートでした。しかも両替レートはかなり悪く、バンコク市内の有名両替店のレートと比べて、大体5%~10%近くマイナスで、「空港で両替はするな」が常識でした。

しかし、最近は、エアポートレールリンクのスワンナプーム空港駅の構内に両替所ができ、そこがバンコク市内とほとんど変わらないレートで両替できるようになりました!(空港の中ではなく、エアポートレールリンクの駅なので、協定と関係なくレートが設定できるようです。)

現在では、「空港で両替をするべき」とお勧めします。

ただし、それでもスワンナプーム空港の両替所のレートは、バンコク市内の一番良い両替所とくらべると1万円両替時に10バーツ程度の違いがある場合が多いので、大金を両替する場合は、タイバーツ満員御礼両替所(今、見ているサイト)でチェックして、良いレートの両替所で両替することをお勧めいたします。

エアポートリンクイメージ画像
(画像引用:エアポートレールリンク

スワンナプーム空港のエアポートレールリンクの駅構内には、2つの両替所があり、近くのショッピングモールに1つあります。

Super Rich 1965(スーパーリッチ1965)

http://www.superrich1965.com/
営業時間: AM9:30~PM8:00

言わずと知れた、バンコクで一番有名な両替所でしょう。
Super Rich 1965は、3つの両替所の中では、レートが一番良い場合が多いです。

Super Rich 1965では、紙幣ごとに両替レートが分かれていて、1万円札、千円札と別々なレートになっています。
1万円が良いレートで千円は悪いレートです。
本日のレートでは、

1万円 2895バーツ
千円 2885バーツ

千円で両替すると10バーツ違いますので、1万円札で両替するようにしましょう。

Super Rich 1965は、本店と支店の両替レートが違い、本店のほうがレートがよく、本店より支店が1万円両替時に10~20バーツ程度少なくなります。
本日の本店と支店の1万円を両替したときのレートの違いは、

本店 2895バーツ
支店 2880バーツ

となっており、15バーツの違いがあります。

スワンナプーム空港の支店は、WEBサイトにある支店レートが必ず適用されるかどうかは、定かではありませんが、本店と違いがあるとだけ覚えておきましょう。

Value Plus(バリュープラス)

http://www.valueplusexchange.com/
営業時間: AM6:00~PM11:30

ホームページによるとチャトチャック市場の近くにもある両替所でスワンナプーム空港の店舗がメインのようです。

このバリュープラスの利点は、なんと言っても営業時間が長いことでしょう。
朝の6時から夜の11時半までやっていますので、スワンナプーム空港に早朝に到着したり、遅くに到着しても店が閉まっていて、両替できないということが減りました。

両替レートは、スーパーリッチと同じか少し低いくらいです。
本日のレートは、1万円両替する場合に2895バーツです。

スーパーリッチのレートが、1万円で2895バーツですので、同じレートになっています。

バリュープラスの場合は、紙幣による両替レートの違いがありません。
小額を両替するときは、バリュープラスで両替するほうがお得な場合があります。

早朝や夜遅くに到着した場合や小額の両替は、バリュープラスで両替するほうがいいでしょう。

YENJIT EXCHANGE(イェンジットエクスチェンジ)

http://exc.yjpattayaexchange.com/
営業時間:平日 PM12:00~PM8:00 土日 PM12:00~PM7:00

パタヤで有名な両替所でウォーキングストリート内に本店があります。
パタヤで両替するときは、良いレートで両替できますので、何度か利用したことがあります。

両替所の場所は、スワンナプーム空港の近くにあるPaseoというショッピングモールの中にあります。
ホームページに行けば、Paseoという店名のレートが出ています。

こちらもスーパーリッチと同じように紙幣によって両替レートが違います。
本日は、

1万円 2890バーツ
千円 2880バーツ

となっており、5バーツほど、他の2つの両替所より悪いレートになっています。

ここは、他の国の通貨に両替する場合は、良いレートになっている場合がありますので、周辺諸国へいく場合には、要チェックです。

まとめ

スワンナプーム空港でのバーツの両替は、レートを見ながらですが、スーパーリッチ1965かバリュープラスで行うのが良いでしょう。
早朝、夜遅い場合は、バリュープラス、それ以外は、スーパーリッチ1965で両替しましょう。
レートもバンコク市内と比べて、有名両替店以外のところより良いので、自分で有名両替店に足を向けなければ、バンコク滞在中の費用をある程度両替しても損することはないでしょう。

バンコク初心者は、ここで両替してしまうのも手です。両替するときは、パスポートの提示を求められる場合がありますので、手元に用意しておきましょう。

ちなみにスワンナプーム空港内にある銀行の両替所で間違って両替すると損しますので、注意しましょう。

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FRBの利上げ開始時期と対円バーツレート

FRBの利上げ開始と対円バーツレートグラフ

今回のテーマはFRB米国中央銀行の利上げ時期と対円に対するバーツレートの関係です。
本来であれば、FRBの利上げなので、対ドルでのバーツレートを考察すべきなのでしょうが、為替を三つ巴で考えるのは非常に複雑ですので、バーツは円に対して、ドルと連動して動くものとし、FRBの利上げの影響が対円のバーツレートにどのような影響を過去に与えて来たのかを考察してみましょう。

○過去20年間の米国の「利上げ開始」時期

1.1994年2月4日
2.1997年3月25日
3.1999年6月30日
4.2004年6月30日

過去20年にFRBの利上げは4回あった。次回の利上げは、2015年12月というのが現時点での一般的見方です。前回の利上げ開始からは既に10年以上が経過しています。

米国利上げ時期グラフ

さて、次の上のグラフは、対円のバーツレートとFRBの利上げ開始点との関係です。
以下の対円でのバーツレートの推移をまとめますと:

1.1994年 2月4日 → 急速にバーツ安
2.1997年3月25日 → 急速にバーツ安
3.1999年6月30日 → 急速にバーツ安
4.2004年6月30日 → 急速にバーツ高

となり、FRBの利上げ開始の4回中3回は、その後バーツ安(円高)になっています。
2004年の利上げ移行のバーツ高は、バーツ高というよりは日本の金融緩和が円キャリートレードに拍車を掛け、行き過ぎた円売りが対バーツに対する円安を加速させてしまったと言った方が良いだろう。

○FRBの利上げ開始と対円バーツレート

FRBの利上げ開始と対円バーツレートグラフ

FRBが利上げを開始すると、新興市場に投資していたドルが米国に還流し、新興市場通貨は売られ通貨安になると言われています。
現在タイは正常が不安定であり、景気も状態も以前程の勢いはありません。
アジア通貨危機を経験したタイは、外貨準備も現在は十分あり、以前のように急速なバーツ安は考えにくいというのがFRB利上げ後には、対円でタイバーツは、バーツ安になるのではないかと予測します。

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対バーツ 円高反転は2016年1月か?!

対円バーツ為替グラフ20年

今回は対円におけるバーツの為替レートの円高周期について考えてみたいと思います。

結論から申し上げますと、対円バーツレートは周期的に円高のピークがあり、現在は円安の状態にありますが、円安局面は終わりに近づき、過去の為替の傾向を分析すると、近いうちに急激な円高ピークを迎えるのではないかと思います。それでは、過去の対円におけるバーツレートの推移について見ていきましょう。

1997年からの円の対バーツレートの月間平均値を表したのが下記の折れ線グラフです。
グラフの見方であるが、グラフの上に行くほど円高/バーツ安、下に行くほど円安/バーツ高ということになります。1997年から18年間の対バーツに対する円高周期を見ると、循環的に円高と円安を繰り返し25~40バーツ(対100円)のレンジで推移していることがわかります。

対円バーツ為替グラフ20年

1997年からの円高のピーク

1998年1月  40.08バーツ
 →34カ月
2000年11月 40.14バーツ
 →48カ月
2004年11月 38.45バーツ
 →50カ月
2009年1月  38.09バーツ
 →36カ月
2012年1月  40.74バーツ

となり、そのポイントを以下にまとめます。

  • 1.1997年から円高のピークは5回で、ピーク間は最短で34カ月
  • 2.ピーク間の期間は最長で50カ月、平均期間は42カ月
  • 3.円高ピークは1月と11月に集中している
  • 2015年11月17日、現時点で最近の円高ピークは2012年1月ですので、円安傾向になってから
    47カ月経過
    しています。過去の円高ピーク後の最長円安期間が50カ月ですので、そろそろ円高
    ピークに転換する時期に近づいているのではないかと推測しています。満員御礼では、FRBが12月
    に予定してある利上後、2016年1月に円高に反転するのではないかと推測しています。

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    タイではATMキャッシングでタイバーツを両替するのは大損!

    タイのATM画像

    タイのお金は、タイバーツ(Baht)。

    現在1バーツは日本円で約3.4円です。(2015.11月現在)

    日本円⇒タイバーツの両替は、ATMキャッシングでもお得なのでしょうか?
    答えはNO!です。絶対、ATMキャッシングするのは止めておきましょう。

    クレジットカードでATMキャッシングをした場合にかかる手数料の概要を以下にまとめておきます。

    1.キャッシングの実質年利は18%位でどこも、それ程かわりません。

    2.ATM手数料 約250円程度

    3.両替レート(そもそも両替レートが話にならない程悪いです。)

    自分で実証実験するほどのこともなく、キャッシングは余程、急ぎでない限りタイでは利用しない方が良いでしょう。

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    米国利上げと対円バーツレート

    米利上げ

    2015年11月10日(火)、ロイター調査によると「12月米利上げ確率70%、雇用統計受け「機熟した」」(http://jp.reuters.com/article/2015/11/10/usa-fed-poll-idJPKCN0SZ1X720151110)ということで、2015年12月の利上げは市場ではほぼ確実視されているようです。

    単純に考えると、米国の金融政策が転換点を迎え今後金利が上がっていけば、ゼロ金利の日本円との金利差がどんどん広がっていきます。

    そうなれば、1ドルが125円、130円、150円とどんどん円が進み、ドルと同様な動きをしてきたバーツに対しても現在の2915が、2800、2700、2500とバーツ安が進行しそうです。

    しかし、歴史的に見て為替はそんなに単純な動きにはならないようです。
    過去の歴史を紐解くと、米国の利上げ後、ドルは弱含むケースが殆どでした。
    1971年8月15日のニクソン・ショック後、1971年8月28日からドル/円は変動相場制へと移行します。その後は、アメリカの金融緩和から金融引締め、つまり利上げ後は、一時的に対円に対するドル高が進みますが、その後は傾向的にドル安傾向になります。

    1971年から2015年までに、こいういったケースが8回ありました。
    1回の金融緩和の周期はだいたい6年くらいだということがわかりますね。
    おそらくですが、この6年の間、FRBが時間をかけて市場対話をしているうちに、為替相場が利上げ分のドル高を既に織り込んでしまっているために、利上げ後はドル安になるのではないかと思います。

    今回の利上げがもし12月に実行された場合にも、一時的に対ドルに対し130円までオーバーシュートして円安になることがあるかもしれませんが、その後は100円に向かって円高が進んでいくものと満員御礼両替所では予測しています。
    つまり、バーツに置き換えれば、バーツは2500~2800位までバーツ高になった後、数年をかけて2018~2018年位に3500~4000バーツまでバーツ安になるのではないかと推測しています。

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    アジア通貨危機後のバーツレート推移と今後の予測

    アジア通貨危機

    【アジア通貨危機】

    アジア通貨危機

    1997年のアジア通貨危機以前まで、他の多くの発展途上国のようにタイ・バーツはアメリカドルとのペッグ制(固定相場制)を取っていました。しかし1997年頃には、バーツのレートが実体経済よりも過大評価になっていることに、欧米のヘッジファンドが目を付けられます。

    ヘッジファンドが為替市場で大量のバーツの空売りを仕掛け、タイ中央銀行はドルペッグを維持するためにドルを大量に売り、バーツを大量に買う為替オペレーションを行い、自国のバーツを防衛するため戦いました。しかし、当時のタイ中央銀行は外貨準備が自国通貨を防衛する十分な外貨準備が無く、外貨準備が底を突き、ドル売り介入が不可能になったため、7月にはドルペッグ制を放棄し、変動相場制に移行しました。

    これにより対米ドルの為替レートは、1ドル25バーツ程度だったのが、数ヶ月で1ドル50バーツまで暴落し、IMFから救済を受けることになりました。このタイ中央銀行の敗北がきっかけとなり、インドネシアや韓国・フィリピンなども、ヘッジファンドの空売り攻撃を受ける事になり、これがアジア通貨危機へと発展していきました。

    【アジア通貨危機後のバーツレート】

    アジア通貨危機以降は、一時的にバーツは対ドルで50バーツまで落ちますが、その後、リーマンショック前までは30~45バーツ、2008年~2015年までは、1ドル=30~35バーツ程度の狭いレンジで安定しています。
    クーデターや大規模なデモなど、政情不安があっても、さほど激しく変動はせず、ボックス圏での値動きです。

    【アジア通貨危機後のバーツレート】

    対円では、2005年~07年頃は円キャリートレードによる日本の円安期であり、2009~12年は民主党&白川日銀のデフレ政策による円高期、2012年からはアベノミクス&黒田日銀の金融緩和(インフレ目標)導入により再び円安に振れ、現在、対円では2915バーツ=10,000円付近で推移しています。

    【今後のタイバーツレート予測】

    上記は、2000年からの1円に対するバーツレートです。簡単のため、今後は10,000円にたいするバーツレート(例えば、2015年11月10日時点では約2915バーツ)の値を使います。2000年から2015年までの16年間のうち、約10年間は3500~4000のレインジにいます。

    円に対する3000バーツを切ったバーツ高は、2007年、2013年、2015年の3年のみです。バーツ高というよりは、対円でのバーツレートを決めているのは日本の金融政策や金融事情です。2005年~07年頃は円キャリートレードによる日本の円安期であり、2012年からはアベノミクス&黒田日銀の金融緩和(インフレ目標)導入により再び円安に振れています。このため、ドルに吊られて変動するバーツレートも、上がったというわけです。

    今後、米国のFRBが2015年12月以降に利上をすると思われます。米ドルが利上げすれば、円との金利差は一層開き、一時的に円の対ドルレートは130円近くまで下がるかもしれません。そして、その影響で更なるバーツ高になる可能性もあるでしょう。
    しかし、歴史機的に見て為替相場は一方向に動くことは殆ど無く、米国の利上げ後は、数カ月ずれて円高になることが今までも繰り返されてきました。

    満員御礼両替所では、2016年にバーツは一時的に2500~2800バーツまで上がり、その後は数年かけて3500~4000に下げと予測しています。

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    タイバーツについて

    【タイバーツとは】

    タイバーツ(thai baht)は、タイ王国の通貨で、バーツの発行は、タイ中央銀行が行い1バーツ=100サタンです。ただ、実際にはサタンはあまり実社会では利用されていません。
    バーツ通貨はタイ王国の他、メコンデルタ諸国であるラオス、カンボジア等でも普及しており、バーツ通貨圏を形成している。

    【バーツ紙幣】

    バーツ紙幣は10、20、50、100、500、1,000バーツが発行されており、2015年11月10日現在、1万円=2915バーツ程度で両替されている。

    全紙幣の表面には現在のタイ国王ラーマ9世プーミポン・アドゥンラヤデートの肖像が印刷されている。

    タイバーツ画像(thai baht)

    【バーツ硬貨】

    バーツ硬貨は25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツがあるが実際に使われているのは、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツです。

    タイバーツ硬貨(thai baht coin)

    かつてはアルミニウムで鋳造された1サタン、5サタン、10サタン硬貨もあったが、現在では銀行にて流通するのみで、実社会ではあまり見かけない。

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