メーサイ 観光ガイド

photo:Mae Sai temple party / garycycles2メーサイはバンコクから北へ889kmの場所に位置し、北バスターミナルから12時間30分で、チェンライからは1時間30分だ。メーサイはタイ最北端の街で、ひと一言で言うと国境貿易の街だ。ミャンマーとの国境が唯一陸路で結ばれている街で、両国の人々や物資が賑やかに行き交い、活気を見せている。橋を渡ると対岸側にあるミャンマーの街(タチレク)に行くことができるため、タチレクとは経済的に密接な関係にある。

メーサイの街自体はとても小さく、南北に走るパホンヨーティン通りを中心に広がっている。ホテルや銀行、郵便局などは全てこの通り沿いにあり、橋の手前には観光客相手のお土産屋や物売り、民族衣装を着た女の子達がたくさんいる。

1992年にサーイ川に架かる橋を渡って、外国人でも陸路でミャンマーに入れるようになったのだが、タチレクで銃撃戦があって以来、ここの国境は閉鎖されていた。しかし、1996年に外国人もタチレクまで入れるようになった。

橋を渡る際は、国境ビル内にあるイミグレーションで出国の手続きをしてから橋を渡り、ミャンマー入国の手続きをする。パスポートのコピーを用意すれば、終日有効なビザが発行され、国境から5km以内なら自由に歩くことができる。ビザを取得しない場合でも、タチレクに14日間滞在が可能。ただし、国境地点が封鎖されることもあり、流動的な状況なので、事前に確認が必要だ。

ワット・ドイワオ

パホンヨーティン通りの国境ゲートビルそば、トップ・ノース・ホテルの手前の露店が出ている路地を西に入っていくと長い階段が始まり、この参道をを上りきるとワット・ドイワオがある。

ワット・ドイワオは、紀元前179年、仏舎利を収めるために、当時のヨーノック王朝のオンワオ王によって建立されたチェンライ有数の寺院。華やかなランナー王朝様式の本堂は麓にあり、さらにそこから階段で300メートル上ったところに黄金色のパゴダ、タイとミャンマーの国境を眺めることのできる4階建ての展望台がある。

その展望台の下には、「世界一大きなサソリ」と地元の人が言う、真っ黒な大仏級の大きさのサソリの像がある。これは1955年のパゴダ修復時に、オンワオ王(タイヤイ族の言葉でサソリを意味する)にちなんで造られたもので、一見の価値あり。歩くのがちょっとという人は、車でも行けるので、是非行ってみるといいだろう。

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