ホアヒン 観光ガイド
photo:Huahin Railway Station / Lion_Heartホアヒンはバンコクから南へ200kmの場所に位置し、北バスターミナルからはバスで約3時間30分だ。
ホアヒンは、タイ語で「ホア」は頭、「ヒン」は石という意味で、頭の形をした石があるのが地名の由来。タイ王室の避暑地として古くから発展した優雅な気品漂うリゾート地としても有名。
小高い山々の自然に囲まれ、南北に続く白い砂浜のビーチ沿いにはワールドクラスのラグジュアリーホテル、バンコクの上流階級の人々の別荘、南国の太陽に映える本格的なゴルフコースの芝生、新鮮な海の幸を提供するレストラン、野生動物の観察にトレッキングと大自然を満喫できる国立公園、そして忘れてはならないのが、さまざまな美しい意匠が凝らされた歴代の王様の離宮。ここでは都会の騒がしさを感じることなく、穏やかな空気が漂う中、ゆったりと時間を過ごすことが出来る。
ホアヒンの中心街は、鉄道駅から海岸にかけて東側一体のダムノン・カセーム通りで、商店や食堂、郵便局、ホテル等なんでもある。街自体はとても小さいので、ダムノン・カセーム通りと、これと交差するペッカセーム通りを覚えておけば自在に歩けるだろう。
街の治安は、現在のタイの国王のプミポン国王が1年のうちのほとんどをホアヒンで過ごしているため警備が厳重で、定年退職者やファミリーが安心して暮らせる。日本人は少ないものの、ヨーロッパからの移住者やロングステイをしている人が数多く生活しているため、街中にはスーパーマーケットやコンビニエンスストアがあり、日常品の買い出しが容易にでき物価も割安感があるので、バンコクに買い出しに行くことはほとんどないと言ってもいいだろう。
王室専用待合室
ダムノン・カセーム通りを歩いて5分ほどの場所に、いかにも東南アジアらしい建物で、タイで最も古い鉄道駅のひとつであり、最も美しい鉄道駅と言われているホアヒン駅がある。
1911年にバンコクからマレー鉄道に繋がる路線が開通した際に、ここホアヒンにも駅ができ、当時英国の植民地だったマレーシアから外国人が保養に訪れるようになった。
列車でホアヒンに入った場合に、えんじ色とクリーム色の美しい建物が駅舎よりも先に目に付くだろう。この建物は駅のプラットフォームにあり、ラマ6世の時代に王室の訪問を歓迎するために建てられた王室専用待合室で、無駄な装飾もなく、品の良さを感じる建物だ。そのこぢんまりとしながらも、品の良いたたずまいがロイヤルリゾートとしての歴史を物語っており、ホアヒンのシンボルになっている。
改札口などはなく、誰でも駅構内に入って写真撮影が可能なので、ぜひ一度訪れてみるといいだろう。また、駅から向かって線路の反対側には1924年にオープンしたタイで最も歴史のあるロイヤル・ホアヒン・ゴルフクラブが位置している。
ホアヒン・ビーチ
ホアヒン駅からダムノン・カセーム通りを10分ほど歩くと、美しい白浜が北から南に7kmほどにわたって続くホアヒン・ビーチに突き当たる。ビーチ沿いには高級リゾートやワールドクラスのラグジュアリーホテル、新鮮な海の幸を提供するレストランなどが並び、観光客で賑わうホアヒンのメインビーチとなっている。
このビーチではエンジン音のするマリンスポーツが禁止されているので、プーケットやサムイ島などのビーチと比べるとそれほど混み合っていないため、海辺でのひとときをゆっくりと過ごすことができる。ビーチには屋台が数多く出ていて、デッキチェアをレンタルしたり、飲み物や軽食をとることも可能だ。
そんなホアヒン・ビーチで名物になっているのは、白い砂浜で行う乗馬だ。いつもより高い視点で砂浜を駆け抜けていくのは、爽快な気分になること間違いなしだろう。
また、ホアヒン・ビーチからは、ホアヒンの南端に位置し、ビーチからは約6kmある、カオ・タキアップという丘を見ることができる。この丘には仏教寺院と海の悪霊を取り払うために巨大な黄金の大仏が建てられている。寺院の入口からは、カオ・タキアップ・ビーチからホアヒン・ビーチまでの美しい海岸線が一望できるので、ビーチで遊んだついでに訪れてみるといいだろう。
ホアヒンの夜遊び
ホアヒンの夜遊びの中心は、バービアとコヨーテだ。バービアは中心街近くとヒルトンの周辺にある。
殆どのバービアが欧米人相手で、ビリヤードでオバサンバービアと遊ぶのが正しいあり方だ。俺はファランじゃないという人は、もっと若い娘がいるところに移動しようw。
「ヒン・ナーム・サイ・スワイ」という大型ホテルはホアヒンの北部にあり高級クラブ、カラオケ、ナイトクラブが併設されたナイトスポットだ。ここはカラオケ嬢やコヨーテ嬢のレベルも高く楽しめるので行ってみる価値あり。