パーイ 観光ガイド
photo:Pai / kudumomoパーイは、チェンマイとメーホンソンの両方からバスで4時間ほどの場所に位置し、このふたつの街を結ぶバスの休憩地として1990年代から欧米人のツーリストから注目され始めた。いまでは自然が作り出した美しい風景が、世界中の旅慣れた観光客の人気を集めているほか、タイ映画のロケ地になったこともあり、タイ人の観光客にも人気がある。
ツーリストエリアは、メインストリートのラングシアノント通りとワンタイ通りに集中しており、木造長屋を改造したカフェレストランや土産物店が軒を並べている。
周辺のリス族やラフ族などの少数民族の村からやってきた、民族衣装を身にまとった女性たちのハンドメイドな工芸品などを見ると、異文化圏に来たことが実感できるだろう。夜にはラングシアノント通りの銀行前あたりでナイトバザールが開かれ、食品やお土産物の露店が並びさらに街中が賑やかになる。
快適なリゾートやゲストハウス、国立公園にある温泉など、大自然の中で優雅な癒しを体験することができる街なので、チェンマイとメーホンソンを行き来する場合には是非立ち寄ってもらいたい。
フアイナムダン国立公園
標高400m～1,962m、総面積約1,252平方kmのメーテーン郡からパーイ郡にかけてふたつの県にまたがる公園で、パーイ川の源流があるほか、手つかずのまま残っている落葉樹や常緑樹の林が広がっている。夏でも23度までしか気温が上がらなく涼しいので、森林浴や川下り、象のトレッキングを楽しむ観光客でにぎわいます。
パーイ温泉
パーイの中心から約9km南東にある温泉で、源泉を含めた公園になっている。流れる小川に高温の源泉が流れているため、上流部では熱くて入ることはできないが、下流に行くと温度が下がるので温泉に入ることができる。ただし、裸の状態では入れず水着を着用しなければならない。温泉の下流にはログハウスがあり、飲み物などが買えるので、水分を補給しながら温泉に入るといいだろう。
