バンコク旅行 ランキング
バンコク観光ガイド
バンコク
photo:Bangkok-Laying buddha / Kitetraveller.comバンコクは人口は統計上は650万人、実際は1,000万人以上の人が居るといわれており、その1/4は外国人だとも言われてるインターナショナルな大都会です。街は東京など比較にならないほど高層ビルやマンションが立ち並び、一見未来都市のように見える反面、ソイと呼ばれる路地に入ると、ここはバンコクか? と目を疑いたくなるようなゆったりした時間が流れていたりして、何もせずに歩いているだけでも旅行者を十分楽しませてくれる都市です。
市内には3,000以上の仏教寺院があったり、夜になるときらびやかなネオンに美しく着飾ったタイガールやニューハーフが街中にあふれ、朝までどんちゃん騒ぎが続きます。そんなバンコクに日本人や欧米人が行くと、「こんなんで生きていかれるのか。毎日がこんなだったら天国だあ」と勘違いし、バンコクにいついてしまったりするのです。これをタイ好きの間では「沈没」と呼びますが、1度訪タイするとその気持ちが良くわかりますww。
さて、そんなバンコクですがエリアによって、その特徴が全く違います。バンコクにはタイ人を始め、日本人、中国人、韓国人、北欧系、ヨーロッパ人、ロシア人、オーストラリア人など様々な長期滞在者が居住しており、エリアの特徴はそんな彼等が作り出しているため、国際色豊かな街並みを形成しています。
タイ好きにお勧めの地区を紹介します。
1.王宮エリア
まずは、バンコク観光の主柱とも言える王宮エリアです。タイの現王朝であるラタナーコーシン王朝が開かれた地です。その守護寺院であるワット・プラケオをはじめとする主要な寺院、各省庁、大学、博物館が点在しています。正にバンコクの政治、文化、宗教、学問の中心といえる重要エリアがこの王宮エリアなのです。
とはいえ、タイは1年中バカ暑く、王宮エリアはやたら広い。しかも、王宮エリアの周辺は詐欺師やスリが多発しており、お人よしの日本人は彼等の良いカモです。この地域の観光のポイントは、数箇所の寺院を見て写真を撮ったら、ワットポーでマッサージしてもらって痛い目に遭わないうちにホテルに帰るのがお勧めですww。
それでは、最低限何を見るべきなのか? お勧めは、ズバリ、ワット・プラ・ケオ、ワット・マハタート、そして大寝釈迦仏で有名なワット・ポーの3つで十分。暑さと、長時間の歩いて疲れたら、ワット・ポーでマッサージをしてもらいましょう。
この他、王宮地区の周辺で行く価値のあるスポットは、カオサンでしょう。カオサンは世界のバックパッカーのメッカ的存在です。カオサンは、世界有数のゲストハウス街で、バックパッカーの喜びそうな格安な装飾品、衣類、レストランがあふれており、昼間からラリッて目が飛んで、上半身裸の白人青年がウロウロしていたりして面白いwww。
カオサンは、日本の若者の「外こもり」が集まるエリアとしても有名です。世界からダメ人間が集まっている割には、居心地が良く、心地良い活気のある不思議な場所です。日本では味わえないあの自由な雰囲気は、一見の価値あり。
この他にも暁の寺として有名なワット・アルン、犯罪博物館、外科博物館、王宮など見るもの満載の王宮地区ですが、訪タイ暦20回を超える私は1度しか行ったことがありませんし、暑いだけで、面白いとは思いませんでしたので、興味のある方は旅行ガイドブックでも参考にしてくださいww。
2.チャイナタウン
チャイナタウンはホアラポーン駅西側に位置し、その名の通り中国本土から移住してきた中華系タイ人が住み着き独特の文化地区を形成している。不思議にタイ人にはあまり人気が無いが、欧米人や日本人には人気の観光エリアになっている。
ホアラポーン駅周辺には夜になるとイサーンから出てきた女性がソムタムを売り始め活気があり面白い。この地区は以前は日本人バックパッカーというか、貧乏旅行者のメッカであった。バンコク沈没系小説で有名な楽宮旅社や閉鎖されたがダメ人間の常宿だった伝説のジュライホテルはこの地区にある。
チャクラワット通りには、バンコクで一番大きな電気器具屋街もあり、連日賑わっている。中華街の中でも最も有名な仏像といえば、黄金仏のワット・トライミットだろう。しかし、実際見ると確かに金ピカで中国らしいが、規模も小さく、観光客も少なく、なんとなくガッカリスポットだったので、行く必要もないだろう。
イサラヌパープ通りは見逃せない。ここは、市場を狭いソイに詰め込んだような通りで、とんでもなく人が多く、活気がある。販売しているものは、乾物、肉、魚、野菜など様々な食材が売っているが、よく考えると買って帰れないので、ここも行く必要が無いかもしれないww。
さて、観光客にお勧めはテキサス通りで食べる中華料理だ。店構えを気にしなければ、2,000円もあれば、かなり美味しい中華料理やフカヒレスープを食べることができる。店の選択の目安は、欧米人が少なく、中華系の人が食べている所が安くて、美味しい。
3.サイアム・スクウェア
タイの若者に人気No.1のショッピングエリアで、東京で言うと渋谷+原宿だ。
サイアム・スクウェアは、ファストフード店、レストラン、ブティック、映画館、マッサージ、ヘアサロン、書店、整形外科など様々なお店が長方形のエリアにひしめきあう。衣類、靴なども安く、センスのよいものが揃っているのでお土産に買っていくのもいいだろう。
MBK(マー・ブーンクロン・センター)は庶民派デパート。庶民派と言っても、客の殆どは海外からの観光客だ。ショッピングセンター内は、衣類、土産物、靴、カバン、時計、CD、携帯など様々な本物と偽者が販売されている。ここでタイ人の従業員相手に、ヨーロッパ人やアラビックが値引き交渉をしているのを見るのは結構面白い。僕の経験だと一番ケチなのは、ドイツ人とアラビックじゃないかと思うのだがどうだろうか?
サイアムパラゴンは高級デパートで、エルメスをはじめ多くの高級ブランドがそろっている。いつ行っても、大勢の客で賑わっているが、高級ブランドで客の姿はほとんどなく、あれでよく商売になるなあといつも不思議に思うのは私だけであろうか?
サイアムから少し距離があるが、ワールド・トレード・センターもこの地区の近くにある。ワールド・トレード・センターは伊勢丹やZENなどデパートや有名ブランドが入居している巨大ショッピングセンターだ。大晦日のカウントダウンもこの広場で実施されるものがタイで一番有名だ。
シーロム/スリウォン
シーロムは、バンコク一のオフィス街で、昼食ともなるとビジネスマンやOLが目立つ。東京で言えば丸の内なのだが、夜は世界的に有名な歓楽街で、ナイトスポットが集積するグローバルなナイトライフエリアなのです。
このエリアには、日本人駐在員相手のタニア、ファラン及び観光客向けのパッポンと2大ナイトライフエリアがあり、夜になるとひときわ賑わいをみせます。
スクンビット
スクンビット地区はタイを東西に走る幹線スクンビット通りを基点に南北に形成される地区で、ナナ→アソーク→プロンポンと緩い民族別文化圏を形成している。大まかにその特徴をまとめると、ナナがアラビック、インド、欧米人中心、アソークが韓国、東南アジア、日本人、欧米人中心、プロンポン(トンローも含む)は日本人中心となり、それぞれの地区ではレストランやマッサージも提供されるサービスが若干異なり面白い。
ナイトライフも、ナナとアソーク(ソイカーボーイ)はゴーゴーバーとパブが中心で、プロンポンは日本人カラオケやマッサージが中心と、その志向が民族性を反映している。おそらく、日本人観光客のほとんどは、このスクンビット地区に宿泊し、バンコクの観光をしている。