ランプーン 観光ガイド

photo:Lamphun, Thailand, 19897 / nathanh100ランプーンは、バンコクから北西約680km、チェンマイから約30kmで、バンコクの北ターミナルからバスで9時間の場所に位置する。11世紀頃からランナー王国に統合される13世紀末まで、モーン族が支配したハリプンチャイ王国の首都として栄え、北部地方の県の中で最も小さいながらもチェンマイやランパーンなどの周辺都市よりもはるか前に仏教が花開き、その中心となっていた。

街は、東西500m、南北1kmなので十分歩いて見て回ることができ、市街地には隆盛の時代を偲ばせる格式高いランナー様式の仏塔がそびえ、仏教寺院も数多く残っている。中でも街の中心部にある高さ46mの丸い黄金に輝くランナー様式の仏塔や、木造2階建ての三蔵院などが見どころの、ワット・プラ・タート・ハリプンチャイがそびえ立っている。

街の西側には、ハモン族の女王の遺骨が眠っている仏塔があるランプーン最古の建築物のワット・チャム・ティウィーがある。ランプーン市民の足として利用されている乗り物の人力車に乗り、ランプーン旧王家の木造家屋や長屋など、閑静な街並みを楽しみながら向かってみるといいだろう。

ラムヤイ(竜眼)の収穫祭

皮をむくとブドウのように半透明で、甘くジューシーな果肉が人気のラムヤイ。山間盆地にあるランプーンは、冬は気温がかなり下がり湿気も低いため、竜眼の生産に適した地域だ。収穫期の7~8月頃には、ラムヤイ祭りが催され、ラムヤイの山車が町なかを練り歩くパレードがあり、ラムヤイ娘のミスコンテストが行われるなど、賑やかな町の様子を見ることができるので、その季節に行ってみるといいだろう。

ドイ・クンターン国立公園

標高約1,300mの小高い山脈に囲まれ、タイ国鉄北線クンターン駅が登山口になっているドイ・クンターン国立公園。山頂まで約4.5kmの遊歩道沿いには、国立公園管理事務所による宿泊施設もあり、山頂からはランプーンはもちろん、隣接するランパーン県も見渡せる絶景が広がっている。

また、クンターン駅の北側には、第1次世界大戦下にドイツ人技師によって設計されたタイで最も長い鉄道トンネルがあり、赤いレンガで造られた入口の上部には国有鉄道所有のシンボルのガルーダのレプリカが飾られ、記念撮影の人気スポットになっている。

ランプーンの夜遊び

ランプーンの夜遊びは、怪しい古式マッサージとカラオケの複合店。店の作りは必ず1階がカラオケで、2階がマッサージスペースになっている。

ワンクワー通り、バスターミナル、競技場周辺、ロープムアンノーク通りなどにあるが、ジャームテウィー通りのギャラクシーが一番流行っている。

また、お堀沿いには「ブッパーカフェ」があり、若い歌手が旅の疲れを癒してくれる。

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